ユニットの魅力を殺さない音作り・・・


ユニットの魅力を殺さない音作り・・・言葉にすれば簡単ですが、実際は難しい事この上ないです。少なくとも自分の車で特定のコンポーネントを使った経験上思うのですが、車中の場合、凄い音と全開バラバラの音は紙一重なのではないかと感じるときが有ります。音のまとまり、試聴上ピークの削除、F特等を優先してネットワークなどを追い込んで行けば確かにあるレベルまではまとまるし、ツィーターとウーハーも問題無く繋がるし、音量を相当まで上げても五月蠅くもなりません。しかし残念ながらそういうセッティングの音だと凄いと感じる瞬間は一瞬たりとも有りませんでした。おまけに長時間聴いていると飽きてしまいます。そのような音とは逆に、ツィーターとウーハーが繋がったり繋がらなかったりで、ツィーターレベルもギリギリまで上げ、音の輪郭や音場の明確さを際だたせ、ソースによって時折聴こえる艶の乗った刺激音も気にせず、明らかにツィーター魅力主導と言える方向の音でセッティングすれば、そりゃ、五月蠅い時は五月蠅いですが、調子の良い時は凄い一瞬が散りばめられてる音が聴けます。鳥肌が立つ音が聴ける可能性が有るのもこのセッティングの時です。”何をバカな事をいってるんだ!”と多くの方が言われるかも知れませんが、特に最近、後者の音が私の車中の条件で、57.16と59.16を使うという事ではセッティングの答えではないかと思うのです。つまりユニットの魅力を損なわないという意味での正しいバランスとセッティングなのではないかという事です。実際に私の車は定位もまともに出てないし、音量を大きく上げれば五月蠅いし、ツィーターのエネルギーにウーハーなんてボロ負けだし、日によっての音の変わり方も激しくまさしく気まぐれ天気屋と言わんばかりの暴れようですが、それでもツィーターとウーハーが喧嘩してるようなその鳴り方がとても面白く、聴いて楽しく感じるのです。音が鳴っている以外に、感じるもの(+α)が幾つも有るように思います。聴いていて面白い、楽しいと思える音に私は魅力を感じてしまいます。最近のショップのデモカー等を聴く時にもこの(+α)をどれくらい感じるかを基準に判断しています。綺麗な音や、まとまった音だけなら、今のショップの技術を持ってすれば難無く出来ますから・・・。それと綺麗でまとまり過ぎた音も長時間聴くと飽きますが、ユニットがてんでバラバラでギスギスの音も長時間聴くと疲れます。良い音の簡単な目安として音量を上げても、何時間もずっと聴き続けられる音かどうかという事も言えるかも知れません。その為には音をまとめるだけでは決してダメだと思います。また実際の生音は意外にも綺麗で無いし、ドロっとしているし、刺激音も有ると言うことも忘れてはいけません。目の前でカウベルやシンバルを叩かれたら分かります(笑)。多くを欲張らずに一芸だけ秀でていれば十分だとも考えます。私の独断と偏見でした(^^ゞ


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