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MARUHAMA スキャナRT−519RXの受信音が気に入らなくてジャンク箱に眠っていました。 今回、外部電源専用とし低周波回路をフラット化してみました。 無線機等でも特性の差はあっても、大抵下記に示すようなAFフィルタが入っています。その部分をいじると受信音を変えることが出来ます。AFフィルタ回路の見つけ方は、AFボリューム周辺から、AFパワーアンプ周辺を探すのがコツです ただしこの改造により動作しなくなったり、メーカー修理が受けられなくなることが考えられます。その場合、当方はいかなる責任も負いません。改造はご自分の責任で行って下さい。 |
このスキャナを持ち歩いて使うことは無かったので、電源線を直接引き出し外部電源専用としました。そのためバックライト用LEDを常時点灯するようにしました。![]() |
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スケルチが閉じるとAFパワーアンプへの電源が遮断されます。電池の延命化のためと思われますが、はっきり言って結構耳障りです。そこでAFパワーアンプへは電源を常時供給されるように下記回路図中の右側トランジスタを削除しE−C間をスルーにしました。 改造箇所周辺の回路図 ![]() 改造の様子(左:オリジナル、右:改造後) ![]() |
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受信音は高域がカットされ明瞭度が悪くなっています。回路を追ってみると6次のLPFが挿入されていました。下図のように1kHzを少し越えたあたりからカットされているようです。
スペック上のS/Nの向上と聴感上のノイズ感を減少させるためと思われますが、少しカットオフ周波数が低すぎるように感じました。 AFフィルタ・オリジナル(左:前3段、右:後3段)
![]() AFフィルタ回路図(コンデンサの容量は簡易テスタによるものです)
オリジナル回路のFMの無信号ノイズ波形 ![]() オリジナル回路のFMの無信号ノイズのFFT結果
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6次フィルタの内、前の3次フィルタをスルーにしてみました。 AFフィルタ前3段をスルー改造したところ ![]() FMの無信号ノイズ波形 ![]() FMの無信号ノイズのFFT結果 ![]() |
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全てのフィルタをスルーにしてみました。 さすがにここまでやると非常にノイジーな受信音になりました。 FMの無信号ノイズ波形 ![]() FMの無信号ノイズのFFT結果 ![]() |
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さらにフィルタ回路のバッファ用オペアンプを外してみました。 下図のようにf特上は全フィルタスルーとほぼ同等ですが、ゲインロスのためレベルが7dBほど下がりました。レベルの低下はほとんど問題ありませんが、やはりノイジー過ぎます。 AFフィルタ前3段をスルー改造したところ ![]() FMの無信号ノイズ波形 ![]() FMの無信号ノイズのFFT結果 ![]() |
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全てのフィルタをスルーにするとシャリシャリした音になるので、オリジナルの6次フィルタ回路の内、後段のフィルタを2次フィルタにしてみました。 このフィルタのf特を表計算ソフトでシュミレートしてみました。 ![]() FMの無信号ノイズのFFT結果 ![]() 2次フィルタではやはり受信音が少々耳障りな音です。また上図のように少しピークがあります。 |
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結局、後段の3次フィルタに落ち着きました。 FMの無信号ノイズのFFT結果 ![]() |