バックロードホーン・スピーカー(D105もどき)  戻る



FE88用のバックロードホーン、「D105もどき」を作ってみました。
今回は、板厚15mmではなく、安価な厚さ12mmのコンパネを使用した関係で、できるだけ音道の長さを変えないようにするため、外形寸法を若干変更しました。

板厚が3mm薄くなっただけで、直角部の接合精度が出しにくく、またそりも発生しやすいので、製作は非常に難しくなりました。やっぱり板厚はオリジナルの15mmを使用されることをおすすめします。

外形寸法 W:144mm、H:822mm、D:350mm
    組立て


<組立て>
    D−118および、FE103E純正バックロードホーンと構造がほぼ同じですので、組み立て途中は大幅に省略します。

    キャビティ、スロート、ホーン部の接着
    組立て

    ホーン出口部分のスロープ
    組立て

    組立て
    D−118もどきと同様に、ホーン出口をスロープにしました。

    組立完成
    組立て

    FE103E純正、D118もどきと大きさの比較
    組立て



<試聴>
    第一印象
    FE83Eを取付け、早速いろいろ聞いてみました。
    8cmのユニットとは思えない低域の量感です。
    ただ、83は88にくらべて非力で、あまりバックロードホーン向きでは無いと言われるユニットのせいか、200Hzあたりの中低域がかなり盛り上がり、音が引っ込んだような印象を受けました。
    また、明瞭度もあまり良くありません。
    もともと、D−105は88専用らしいのでしょうがないですね。

    完成してから約3週間経過後
    200Hzあたりで盛り上がり感が、2週間がたったころから、だいぶ聞き易い音になってきました。
    はっきりいって結構ヒットです。
    ローエンドはさすがにFE103E系に比べて伸びませんが、低音の量感は相変わらずこれが8cmか!というぐらい出てます。
    ただ音が前に出てくる感じはなく、明瞭度もあまり良くない状態は変わりません。

    200Hzあたりで盛り上がり対策
    スロートを約半分に絞ってみました。
    組立て
    写真のように、断熱用のスチロール(30×25×60mm)をスロートに押し込みました。
    明瞭度はかなり改善されました。しばらく様子を見ます。



<実測結果>
    インピーダンス特性
    測定値


    周波数特性
    以下は、狭小な部屋で簡易測定用マイクを使用した測定なので、参考程度です。
    測定マイクは、他ページの各種スピーカとも同一ですが、パソコンと音源ボード、スピーカ入力レベルは異なります。
    (このページ内の測定では統一しています)

    測定条件>ホワイトノイズ、マイクの高さ:スピーカの高さ、距離:1m

    20〜20kHz(分解能43Hz)
    特性

    20〜5kHz(分解能11Hz)
    特性



    ホーン出口の周波数特性
    測定条件>ホワイトノイズ、マイク:ホーン出口直近

    20〜20kHz(分解能43Hz)
    特性

    20〜5kHz(分解能11Hz)
    特性



<スロート面積を半分にしたときの特性>
    インピーダンス特性
    測定値


    周波数特性

    20〜20kHz(分解能43Hz)
    特性

    20〜5kHz(分解能11Hz)
    特性



    ホーン出口の周波数特性
    測定条件>ホワイトノイズ、マイク:ホーン出口直近

    20〜20kHz(分解能43Hz)
    特性

    20〜5kHz(分解能11Hz)
    特性



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