バスレフ・スピーカー「約7リットル FE83E」  戻る



    FE83E用にいくつかBOXを作ってみましたが、「これだ!」という傑作ができません。
    今回、純正に近いバスレフタイプのBOXを作ってみました。

    外形寸法 W:144mm、H:244mm、D:300mm <寸法図>

    ポート長は最終的に40mm(バッフルの板厚含む)まで切りつめました。共振周波数は約120Hzです。
    当初は少し長めの134mm(同)で、75Hzを目指して作りました。
    100Hzにしたい場合のポート長は、約100mm(同)です

    組立て


<組立て>
    本体
    組立て
    この本体は、見ておわかりのように、使い回しを考えております。
    FE83E用には少し大きめの感じがしますが、前、後のバッフルを変えることで、 リアポートも含めて、いろんなバリエーションが可能になっています。

    バッフル
    組立て
    断面積太めで長めのポートで低音域までの再生をめざしています。
    ただ下記のように実験の過程で、この状態では低音の増強効果が満足に得られず、 最終的にポート長40mmとなりました。

    リアバッフル
    組立て

    組み立て完了
    組立て



<試聴>
    作りっぱなしでの音出し(ポート長134mm)
    バスレフ感無しで、低域スカスカでした。インピーダンス特性をみても左側の山が非常に低いことがわかります。
    (次項の実測結果、インピーダンス特性図の下から2つめ参照)

    そこで、インピーダンス特性測定と試聴を繰り返しながら、写真のようにポートを切りつめていきました。
    組立て
    最終的にポート長40mmまで短くしました。

    インピーダンス特性的には、さらに短くする必要がありそうですが、聴感上と周波数特性的にこのあたりが良さそうでした。


    現在エージング中
    ポート長を決定し、吸音処理をして数日経ちます。
    バックロードホーンのような、時間経過による、大きな音色変化は感じられません。
    またこのユニットは、すでにいろいろなBOXに使いまわしていますので、ユニット自体の変化は少ないかも知れません。
    いまのところ気に入って聞いています。特に定位に関しては素晴らしいです。

    FE83Eを購入後、いろいろ作ったBOXのなかで、今回のバスレフが最も好印象を得ました。


<実測結果>
    インピーダンス特性

    各ポート長でのインピーダンス特性
    測定値

    吸音材を入れたことによる特性変化
    測定値



    周波数特性

    以下は、狭小な部屋で簡易測定用マイクを使用した測定なので、参考程度です。
    測定マイクは、他ページの各種スピーカとも同一ですが、パソコンと音源ボード、スピーカ入力レベルは異なります。
    (このページ内の測定では統一しています)

    測定条件>ホワイトノイズ、マイクの高さ:スピーカの高さ、距離:1m

    20〜20kHz(分解能43Hz)
    吸音材無し
    測定値

    吸音材を入れた状態
    測定値



    20〜5kHz(分解能11Hz)
    吸音材無し
    測定値

    吸音材を入れた状態
    測定値



    ポート出口の周波数特性

    測定条件>ホワイトノイズ、マイク:ポート出口直近

    20〜20kHz(分解能43Hz)
    吸音材無し
    測定値

    吸音材を入れた状態
    測定値



    20〜5kHz(分解能11Hz)
    吸音材無し
    測定値

    吸音材を入れた状態
    測定値




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