第3話 2003.10.18 MAX渡辺コピックモデラー講座
MAX渡辺氏とは?

MAX渡辺スーパーモデリングマニュアル
過去に雑誌連載していたテクニック集が
2冊に分けて初級・上級編となって
10年程前に出版している。

MAX渡辺&大越友恵のガンプラ大好き!
女の子でもガンプラを作れる企画で
連載されたものを1冊に収録されて発売された。
大阪日本橋の家電販売店ジョーシンが総合ホビーショップ「キッズランド」が
装いも新たに「スーパーキッズランド」としてラジコン・玩具・プラモデルを取扱い、更に細かく上げればNゲージ・ミリタリーモデル・ミニカーと「ガンダム」以外の商品はだいたい網羅されているといっていいだろう。

さて、何故「ガンダム」がないのか?と言うと、同系列の店舗「ガンダムズ」があるからである。

日本初(?)のガンダム関連を扱う専門店としてオープンしているが日本橋商店街、通称でんでんタウンのちょうど真裏に店舗があり一般人にはなかなか発見出来にくい場所である。
表通りにオープンしたスーパーキッズランドと、どうして統合しなかったのかは大人の事情なのかもしれない・・・。

そんなスーパーキッズランドのオープン企画として、日本のプロモデラー会では有名なMAX渡辺氏が自らプロデュースしたコピックモデラーの実演講習会として日本橋にやって来た。

MAX渡辺氏と言えば数々の作例を雑誌ホビージャパンや別冊ガンダムウェポンズにライターとして活躍しているが本業は自ら立ち上げたマックスファクトリーの会社社長でもある。
ガレージキットやソフトビニールキットを数多く発表しユーザーに対して売れるモノより「欲しいモノ」を発売する昔ながらの隙間的発売戦略を行う一風変わったメーカーなのかも知れない。
例えば装甲騎兵ボトムズシリーズのソフビキットは数年のスパンはありながらも発売し続けているメーカーでもありMAX氏が過去の雑誌記事でメカデザイナー大河原邦男氏の前で「作り続けますよ!」をいまだに行うと言うスタイルは伊達ではないのだ。

そんなMAX氏はライターとして多彩なテクニックを披露する為に千葉県松戸市のコントンタウンで「MAX渡辺のプラモ道場」を展開して一般人(?)にプラモ製作という楽しみを伝えながら雑誌連載も連動し、後に女の子でも作れる「女子プラ」を連載、近年発売されたバンダイのガンプラシリーズなら全面塗装は行わずにちょっとしたテクニックで全て塗装を施しているがの如く見間違う作品例を発表した。

それら実験を経てMAX氏が今回プロデュースした商品が「コピックモデラー」である。
コピックとは本来イラストレーション用の画材で紙に描いた線画をコピーしてそのコピー用紙にコピックで塗るといった工程であり、利点は線画のトナーが犯されることがないというメリットで発色も良く数多くの漫画家やイラストレーターが御用達であった。

だが、近年PCの普及によってコピック愛用者が激減したところを救世主のように手を差し伸べたのがMAX氏だった。
プラモというアナログの部分を上手く統合するというアイデアはMAX氏の十八番であり、現在のバンダイが発売しているHGUCシリーズならば殆んどが表現可能という。

方法は、まず作りあがったモデルにトップコート(つや消し)を施した後にコピックモデラーで窪んだ部分や入り込んだ処に塗っていく。そしてカラーレスブレンダー(うすめ液)でぼかして行くという模型制作でいうエアブラシのクリア塗装を筆ペンでやっている感覚であろうか。

これはMAX氏が「MAX塗りをあみ出した時以上に感動した」と公言しており短期間で完成品が作れるという最大の発明で、初心者でも挑戦出来る塗装法でもあり、ある種布教の為の実演だったのだ。

ところで何故、MAX塗りという最大の塗装法を編み出した後にコピックモデラー塗りを広めるかと言うのは実際、MAX氏はお子さんがいており模型製作をするには家族の迷惑になるという事に気付き、工房もなく家庭を持ってるモデラーや長時間、模型製作の為に費やせない人々に短期間でしかも止めたい時に何時でも止めれて再開も可能。
更に安全なアルコールマーカー「コピックモデラー」で塗るという便利なツールをMAXファクトリーのブランドで発売する展開に至ったのだ。実際、自分自身もその実演の魅力に購入してしまった口だが(笑)過去に持っていたコピックがあるのにも関わらずお布施を行ったという感じか。

しかし、模型業界の裏社会は非情であり例えMAX渡辺氏と言えどコピックモデラーの紙面展開はいつもの雑誌では展開されなかったという事実が湧き上がった。こういったペンツールの先駆舎であり塗料を扱っているガ●ダムマーカーとブッキングしており他の紙面で紹介されるという事態になっている。
こう言ったホビー系業界の黒い部分があからさまに見え隠れするという事態はいかがなものか?と思うのだが。
まぁ、どうであれ個人的にMAX氏は模型業界にとって応援したい人物であると共に、密かにダイエットの成功秘話本など別の出版社から本を出せば必ず売れるんではないだろうかと思ったりするが。


コピックモデラーの実演をするMAX氏。
当日はデジカメのバッテリーのアクシデントにより1枚しか撮影出来なかった貴重なショットでもある。
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