第2話 2003.8 ガンダムミュージアムレポート
千葉県松戸市に等身大ガンダムがバンダイミュージアムに登場するという事でロケを敢行してまいりました。

昔、ココには模型業界とガンプラ関連では知らぬ者は居ないであろうMAX渡辺氏が模型製作だけの為の道場「MAX道場」があった場所であり、またキラキラ☆メロディー学園という数にモノを言わせた声優ユニットの総本部(?)があった旧名コントンタウンという由緒正しき聖地であったという・・・。

そんな現バンダイミュージアムの中にガンダムミュージアムが2003年7月にオープンという事で夏コミ上京を利用して参戦してきた。

東京山手線の上野駅からわずか20分位という場所にあり松戸駅は意外にパチンコ屋が多いという離れた都会にはよくある風景がそこには広がっていた。
そんな線路横に恥ずかしげも無くアニメや特撮のキャラクターが石造になって建物一体を覆っているビルがバンダイミュージアムでありビルそのものがバンダイブランドとしてそそり立つその姿は見るものに感動と希望を与えるが如く千葉県松戸市に君臨しているのだ。

早速、入口を通過するとそこにはガンダム・セーラームーン・スーパー戦隊ヒーロー・仮面ライダーの商品が作品毎に分けられておりチビッコが親にアイテムをねだる絶妙のポイントに配置されていたり、一般の観光客相手にはバンダイミュージアムでしか手に入らないオリジナルアイテムの販売もしており週末にもなると地方や近郊のファン達が大勢やって来るであろう状況が目に浮かぶ様であった。

そのビルの7・8階にガンダムミュージアムがある。
「上半身の等身大ガンダム(通称"A"パーツ)」が拝めるということで熱く握り締めて汗だくになった300円を券売機にコインを投入し入口へ吸い込まれていくのであった・・・。

そこには宇宙世紀の成り立ちやスペースコロニーの模型などを展示しており正にココからがガンダム発生の起源であるような演出である。
さらに進むといきなり等身大のザクUの頭がそこにあった。
周りの展示されている資料によれば開戦時に捕獲したザクUのサンプルと示されており、正にもうじきガンダムが眼前に迫る状況を演出しているのだ。

先に進むとモビルスーツ開発での連邦とジオン軍の技術の比較図等が展示されている。

その目の前で突然「パパパパン!!!」といきなりシューテングルームにメタル製であろうかダウンサイジングされたザクマシンガンが軽快にBB弾を連射しているではないか!
1回500円。なんと入場料より高いのである。
せっかくここまで来て見て帰るなんて出来ない「シャア少佐だって戦場の戦いで出世したんだ!」そんな思いもあったが行列で約30分待ちだった為、泣く泣くスルーする事に決定。

ようやくガンダムが眼前のその姿を表したのだ。
そこでは皆が立ち止まり呆然と頭を上に向けてガンダムを眺めている。上半身だけのガンダムとはいえかなりのボリュームである。

「これが連邦軍のモビルスーツの威力なのか!」と心の中で呟いたのだがその上半身スタイルは明らかにケニー君状態か80%の半完成モビルスーツのそれであった。

その容姿はガンダムの腕が右肩のみ形となっておりその手はコクピットハッチの近くに固定されている。
ガンダムの「手」は実際に人を握れる大きさがありアニメの劇中でキャラクター達を運搬したり武器を持ったりとその精密な"手"が目の前にあった。昔のガンプラはただのグーパンチで横にサーベルやライフルを差し込む穴が空いたお粗末なものであったがそれが嘘の様に繊細なパーツと化していたのである。

コクピットは等身大のガンダムとしてみてはウエストが細く現在の設定であるAパーツのウエストパーツにコアブロックを収納するという包み込み方式であればコアファイターはかなり小型になってしまう。

デザイン上の問題とのギャップがここで「嘘」が出てしまったという矛盾はどうしようもないが、ここまでガンダムがピカピカで百貨店の屋上にある乗り物系の造形物並のクオリティーにツッコミを入れてもしょうがないのでここまでにするが薄暗く格納庫ぽい感じなのがそれを相殺しているのが幸いなのかも知れない。

そのまま前進してガンダムの横側の階段を上りガンダムを眺めながら半周してガンダムの背後、ランドセルの側に通路がありそのまま出口へと繋がるのである。

ガンダムの横顔が解るところまで見てみたが確かにデカイ。
ランドセルから飛び出してるビームサーベルも電柱より太く、まるで日本橋や秋葉原で徘徊してるポスターキッズばりのスタイルであった。

そんな等身大ガンダムに別れを告げ出口に向かうとガンダムショップが待ち構えていたのである。
店内ではガンプラは勿論、グッズや玩具など全てバンダイ製品という極悪ぶりとプラモのパッケージには他では張っていないバンダイミュージアムのステッカーが貼られマニアやコレクターには同じモノが他で買えても必須アイテムではないかと思われる。

そのあと噂の「ガンダムカフェ」へ一人で入る。

はっきり言ってこれには勇気が要ったのはいうまでもない。


そのままウェイトレスに連れられテーブルまで案内してもらいメニューを見て驚いた。エースパイロットや赤い流星など様々なガンダムで飛び出したセリフがメニューとなっていたのである。

即座にそのメニューを注文したのだが、少し間を置いてエースパイロットが品切れという、まるで劇中に「塩」を探すホワイトベースのコックさんのような心境な眼差しで告げられた。

仕方がないので別のメニューに変えるのだが、
まずやって来たのが赤い彗星だ。

3倍のスピードでやって来るかのような速さで来た赤い彗星に遅れてやって来たのがスパゲティーセットという丁度昼食の時間であったが為にこのメニューになった。

食事をしながら当たりを見渡すとガンダムヘッドが眺められるというシュチュエーションであったが柱で見えないポジションに配置されていた。
しかもこの場は一人である。
ラーメン屋や牛丼屋に行くのとは訳が違う状況なので早々に撤退を余儀なくされる。

しかし帰り際、ガンダムヘッドを眺めながら歩いていて思ったのがトライダーG7を思い出したのは秘密である。

松戸駅周辺は噂に聞いたMAX渡辺氏が経営してるというカレー屋に足を運んだが先程、ガンダムカフェで食事をした後もあり残念ながら見て帰るだけであった。

「見て帰るだけなどと」とZガンダムのセリフを思い出しながら帰路についたのだった。
OMAKE

オープンして間もない頃に
行ったのか、後になって
リフトやコスプレサービスなんて
出てきたのか?

バンダイミュージアムは
何処も洒落の利いた
空間なのかも知れない(笑)

ガンダムカフェで酒を注文して
出てきたコースター。
何種類かあるようですが。
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