搭乗日・2008.11.29


二番機

  思えば長い長い道のりでした
今を去ること6年前から
毎年毎年並びましたとも………
そして 毎年毎年廻しましたとも…………ガラガラ抽選器(笑)

大阪府の中央部
陸上自衛隊八尾基地
ここでは毎年10月頃に基地のお祭りが大々的に催されます
その基地祭の目玉の一つが基地所属ヘリ二十数機による編隊飛行
編隊飛行


大型ヘリCH-47(チヌーク)の地上滑走搭乗そしてもう一つが大型ヘリCH-47(チヌーク)の地上滑走搭乗

この搭乗券もガラガラ抽選で赤い玉が出た人にだけ配られます
しかし競争率はそんなに高くなくて
大体ですが10人に一人くらい(聞きましたら5分の1らしいです)の当選率じゃないでしょうか?!
それに当選者数が多いので(250人位かな)
一度外れてもまた列に並び直せば一人で3〜4回は引けると思います
それに小さいお子さんでも抽選できるので
家族4人で三回並んだとすれば少なくても1枚くらい
もしかしたら2〜3枚Getも
夢ではありません
とりあえず開会式が始まって少ししたら旧正門前に集合!!(笑)
そしてそして
12時頃からまたまたその抽選場に列が出来てきます
今度のがUH-1ヘリの体験搭乗抽選会
CH-47の体験搭乗はその日におこなわれますが
UH-1ヘリのは日を改めて同じ八尾基地でおこなわれます

しか〜〜し
これがなかなか当たらん!!!!
 そもそも当選者数は僅か30名
そこでガラガラ抽選器の中の赤玉の数もグググっと減らしてある
もちろん抽選なんで連続2回当たりとかもあるにはあるが出ないとなるとまったく出ない赤い玉
感覚的には30〜50人に一人くらいの確率かな
(こちらも聞きました20分の1らしいです)
その列に並ぶこと6年間、延べ20回は廻したと思う
今年も三回目に並んだとき係員の人から「あと三人です!」の声
そしてガラガラ廻すときにはもう後二人になってました
これ外れると並び直しても四度目の抽選はできそうにないので
これが今年最後の挑戦
力を込めた右手でハンドルを持って一回転
ポトンとお皿に落ちてきた玉は“赤〜〜〜〜(^o^)”

ホント思わずガッツポーズしちゃいました(汗)
という訳で
行ってきました体験搭乗(長い前振りやなぁ〜〜)




秋も深まりそろそろ冬支度が始まりそうな11月の29日
快晴とは言えないけれどこの季節にしては晴れ渡り無風という好条件の朝でした

 案内書どおり午前9時頃に基地正門に着くと
名前と車両ナンバーのチェック
そして指定の駐車場に車を止めるとその目の前には本日搭乗するUH-1が二機が並んでいます

待機場のUH-1J


受付開始時刻の九時半にはまだ少し時間があるので
それまでヘリの周囲で記念撮影
基地祭の時には周囲にロープが張り巡らされて
なかなか近寄れないので
皆さんここぞとばかり触りまくっとります(笑)

ブリーフィング定刻
駐屯地講堂で搭乗前のブリーフィングが始まりました
ヘリへの近づき方、してはいけない危険な行動など
まぁ常識の範囲で動けってことですわ

それから参加者を6人ずつ10組に班分けにして
搭乗する順番と機体を決めていきます
なに?それでは当選者数と人数が合わないって?!
そうなんです!
この日は僕たちの他に基地周辺の住民の方も招待されていましたので
このような人数となりました。
僕は3回目の1号機となりました
飛行中もビデオ・カメラ撮影OKらしい。携帯電話もOKだと言ってましたが
いくらなんでも騒音で聞こえんやろう
もしかしてそれってジョークのつもりで言うたんやろか(汗)?!
タンデム飛行この日のフライト予定
各組搭乗時間は約10〜15分間
UH-1ヘリ二機で
高度地上600mを対地速度180Km/hで南大阪上空周辺を飛行します

 搭乗前に地上整備員の人と話をしていると
面白いことを教えてくれた
ヘリ複数機で飛行する場合
一番機に乗ってる人は酔いにくく後方機に乗ってる人は
乗り物酔いしやすいそうだ
なんでも一番機は前に何もいないので遠くの景色を見ることになるが
後方機の場合は先行機が上下左右にユラユラ揺れるのが見え
それを見てると酔いやすいらしい
良かった〜〜一番機で(笑)



乗り込み

それでは南大阪空中散歩のはじまりです
慣らし飛行から帰ってきたUH-1ヘリ

我々搭乗者の席はパイロットとコパイの後ろに左右2席
そしてその後ろにベンチで四席
僕は四番目に乗り込んだので後席の中の席に座りました
ベストのポジションは前の二席かもと思ったけど(しかし窓がとても小さいのよ)
それに中の席といえどもそんなに悪くなかった
良く言えば外から二番目の席でで横の窓も大きいし
パイロットの様子も見えるのでGood
まぁどこの席に座ってもそれなりの楽しみ方があるようです(笑)

コクピット

シートベルトを締めていざ出発
それまでのゆっくりしたローターの回転が
次第に大きくなるエンジン音と比例して早くなり
それまで地上に見えていたローターの影が速すぎて見えなくなったとき
ゆっくりと浮きあがった
機体はその場で180度旋回して約30mほど離れた滑走路上まで地上数メートルをホバリング
そしてそこでまた90度旋回して東に向け徐々に高度を上げていきます
ほら中の席だとこんな感じで見れます(笑)
 しかし気になるのがオレンジ色の緊急無線機と書いたバッグ
何気にシートのパイプに引っかけてあるだけだけど
そんなんで大丈夫なの?!
ホントに緊急の時使えるんでしょうかね?!




さぁ上昇です

この高さで滑走路上までホバリング
そしてこれからいよいよ上昇開始
ヘリコプターの乗り心地思ったよりいいです
無風だったのが幸いしたのか過度に揺れることもなく
ただただ普通に飛んでいきます
たとえると未舗装道路をトラックで疾走してるような感じ
さすがにエンジンとローターの音はうるさいけど
大きな声を出せば隣の人と会話できました
ちなみにこの日搭乗したのは丸い鼻先と
おでこのワイヤーカッターが無いので最終型のUH-1Jではなく
UH-1Hですね
ちょっと古いタイプ


中央環状線&近畿自動車道

八尾飛行場からまっすぐ東に飛ぶ
つまりこれからしばらくは大和川に沿って飛ぶことになります
先ず下に見えるのは中央環状線と近畿自動車道ですね
大きく右にカーブするところには久宝寺公園が見えます
この真下は長吉出戸辺りでしょうかね?
まだまだ上昇途中です
地表が所々黒いのは雲の影

二番機



メインロータの真下
燃料タンクの上にある小さな窓から見た二番機
予想外に乗り心地がいいため
今空を飛んでるという実感がわきませんでしたが
窓から空に浮かんでいる二番機を見たら
やっぱり自分も飛んでるんやと思えた瞬間でしたね

長居公園とスタジアム



長居公園と長居スタジアム
ヘリはまだまだ東に向かい
見えてきたのが大阪市東住吉区の
長居公園とJリーグセレッソ大阪の本拠地長居スタジアム
2002年のFIFAワールドカップでは第三戦日本×チュニジアの試合が
おこなわれました
スタジアムの向こうを通ってのはJR阪和線です



南港上空

長居公園を過ぎ住吉大社辺りにさしかかると
機体は徐々に南に向かって飛びはじめます
うっすらむこうに見えるのは南港の火力発電所
そして大和川に斜めに架かる橋は阪神高速湾岸線
こちら側で高架橋になっているのが阪神高速堺線です

もう少し左(南側)に行くとシャープの液晶工場が見えてきますよ


仁徳天皇陵

つぎに眼下に現れたのが仁徳天皇陵と大仙公園
日本最大の前方後円墳として有名な仁徳御陵です
墳長およそ486m巾305mの墳墓は空から見てもその巨大さが分かります
そしてむこうに見えるのが履中天皇陵とその間に挟まれた大仙公園
公園内に立っている白い塔は堺大空襲などの死者らの鎮魂を祈念して
建てられた平和塔だそうです
しかし犠牲者の鎮魂の意味を否定はしないけど
こんな場所にこんな建物無粋よなぁ〜




PL大平和塔

さぁ次に見えてきたのは富田林市にある
PL教団、そう甲子園で有名なPL学園のあの教団です
その二代教祖が建てた大平和塔ですが
僕らは昔からPLタワーって呼んでいました
以前は上下二段の展望室から大阪平野を一望に出来たのですが
今は建物の老朽化によって低層にある神殿が公開されているだけで
塔の上には昇れません
この横には昔PLランドという遊園地があってよく家族や学校から遊びに行ったもんです

この頃になると機首は南から西に向きを変えています


西名阪自動車道柏原料金所

そしてヘリは大きな弧を描くように北に向きを変え
駒ヶ谷・羽曳野の葡萄畑(河内ワインの産地)上空を飛び抜け
さしかかったのは西名阪自動車道の柏原料金所付近
料金所向こうのトンネルを抜けると奈良県香芝市になります
よく車で奈良や三重県に遊びに行った帰り
このトンネルを抜けると「あぁ帰ってきたな!」と思えるのがこの場所でした
 ここまで来ると残りの時間が少ないことが分かります
さぁ八尾基地までもう少し




大和川上流

最初大和川沿いを東に進んで南大阪を一周して最後に現れたのも
大和川の上流部分
ここは柏原市の国分辺りでしょう
南の方から(写真の右側)流れてきた石川と大和川が合流するところ
ここから徐々に高度が下がります



滑走路

そして正面に八尾空港の27滑走路が見えてきました
ヘリはまるでエスカレーターに乗ってるように
ゆっくりゆっくりとその高度を下げていきます
このように着陸態勢をとっていてもビデオ、カメラの撮影はOKです
なぜなら電子機器に反応するような精密機械は使っていないとのこと
さすがに軍用機!タフです
っていうか単純なんでしょ(笑)



着陸態勢

はい帰って来ました
手前の輪っかのところにマーシャラーがいて
こっちにおいでおいでしてますね
輸送車の後ろには搭乗前にミーティングした平屋建ての講堂が見えます
次に搭乗する方達も講堂前に集合しています
楽しい体験搭乗も終わりの時が来ました

はい、着陸


ハイ着陸です
搭乗から着陸まで
時間にすると僅か15〜20分でしたが
普段の生活では出来ないとても楽しい体験をさせていただきました

その事に感謝しながら今回の体験レポート締めくくらせていただきます


しかし面白かった〜〜

また今年も並んでみよう
ガラガラ抽選器(笑)


ヘリに持ち込むカメラですが
左右の窓の素材がアクリル製でしてキズと曇りが酷いのであまりいいレンズ持って行っても
それなりの写真しか撮れないと思います
もちろんレンズ交換なんかは無理そうなので
一眼持ち込むなら高倍率のズームがよろしいかと
私の写真では18〜200mmを使用しました。

ヘリコプターせんべいヘリコプターせんべい

ヘリコプター煎餅発売中
講堂に入り口にはこのような売店が(?)
一袋300円也
煎餅にはOH-6Dの焼き印が押してあります
もちろん二袋おみやげに買って友達と食べました
味は、普通の玉子煎餅です(笑)




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