↑ベース車両 ライジングトリガー NERVRT二号車
トライダガー系のレース部門は
新体制の開発チームによる
ライジングトリガーの発表によって
にわかに二部門のトライアルの様相を帯びることとなる。

公式戦における主導は、
旧い基礎設計に見切りをつける意味で
ライジングトリガーのチームが握ることとなった。

しかしトライダガー開発チームは、
その威信にかけ、最終型とも呼べる
「ZMCシュツーム」を仕上げ、真っ向から勝負に出た。

長期に渡るレースデーターを下敷きにした
「シュツーム」は、非公式戦参加という形ではあるが、
目を見張るパフオーマンスを発揮する。

ライバルチーム渾身のカウンターアタックに
新設計ライジングトリガーの絶対優位も
保証の限りでは無くなったのである。

ライジングトリガーチームは、
トライダガーを完全なる旧車とするために
急遽車体の再設計に取りかかることになる。

ライジングトリガーのキール(背骨)部分を残し
全てをリニューアル
エキセントリックな進化を果たした新型車両が
「ライジングトリガー ビジョン2 ”BERIAL”」

コンセプトこそ「シュツーム」と同様であるが、
更なる高速化を可能とするために
全てがリデザインされている。

車体全体でダウンフォースを発生させる
特殊なボンネット形状

エアボックスからの吸気を
後方にむけてスムーズに排気するコーンダクト

シュツームが負圧排気で冷却していたのに対して
フロントの4カ所から積極的に冷却風を導入して高効率化。

コックピット両脇に
可動式のエアリムーブプレートを実験的に装着。
ボンネットの巨大化に伴う視界の悪化には
センサーユニットで対処している。
(これは「シュツーム」でも起こった問題であり
同様の手法で解決されている。)

ダークチャコールベースに
レッドストライプのボディーカラーを採用し、
ベリアルの由来である「黒き魔女」にイメージをだぶらせる。

果たして、「黒き魔女」は、
「疾風」を追い落とす事が出来るのであろうか!?