(2012/5/13 一言コラム)2012年度が始まりました。昨年のW杯は惨敗という結果に終わってしまいました。強豪国と比較すると、個々の選手の力量差は縮まっていると思われるのですが、フィジカルの面でもフィットネスの面でもまだまだ組織としては及ばないのが現状ではないでしょうか。特にハンドリングスキルという意味合いでは、幼少期での経験値の違いが大きくでてしまうようです。日本としては、組織的な攻撃、その前提となる前に出る組織ディフェンスなどに磨きをかけて、日本独自の戦術を見せることを目指して欲しいのですが、そこに至っていないのが現実です。当たり前の話ですが、まずは個々の選手が、豊富な運動量をこなせるようにフィットネスを鍛える。そしてトップリーグでの激しい戦いの中で、これからの日本代表を背負う選手たちを発掘し、さらに激しい試合の中で揉まれたジャパンを作り、地味でも良いから日本らしい戦術を作り上げて、きたる世界の檜舞台で披露してもらいたいものである。意思疎通という面からとらえれば、そういった意味では、和製ジャパンの方が好ましいと思うのは私だけでしょうか。もちろん、トップリーグにおいても、日本代表においても外人選手の力が必要なことは確かです。しかしながら、日本が強化を進めているとはいえ、諸外国も同じように強化を進めており、4年でまた力の差が開いた感が否めないのも現実です。
トップリーグはキャノン、九州電力という新鮮なチームが加わり、8月末から14チームで熱戦が繰り広げられることになっています。大学チームも、高校チームも新たなチーム作りがすでに始まっています。これから4ヶ月でどれだけの土台ができるか、そしてシーズンの終わりにどのチームが微笑むのか、新しい年度の始まりは、それが楽しみです。みなさんも機会あれば、ラグビー観戦に足を運んでいただければ幸いです。 |