ワールドカップ2002・出場国グループH
ロシア(2大会振り9回目)
1958 1962 1966 1970 1982 1986 1990 1994 2002
愛称 ---
国歌 имн СССР
監督 オレグ・ロマンツェフ監督(1998年就任)国籍ロシア
主要クラブ スパルタク・モスクワ/ロコモチフ・モスクワ/ディナモ・モスクワ etc
前回成績 欧州予選敗退
予選成績 7勝2分1敗
1-0(A) 3-0(H) 1-1(H) 1-0(H) 1-0(A)
1-1(A) 2-1(A) 1-2(A) 3-0(A) 4-0(H)
備考 戦術は守備的だが、攻撃陣にタレントが増えている。
STAR PLAYER CHECK
SH
バレリー・カルピン
90年代ロシアの期待を背負ってきたサイドアタッカー。黄金の神をなびかせる姿はギリシャ神話の英雄そのもの。ワールドカップに向けてコンディションを万全に仕上げており、本番でのブレイクを予感させる。カルピンから放たれるアーリークロスから次々とチャンスが出来るだろう。敵ながら、注目に値する選手。
SH
マラト・イズマイロフ
19歳にして2年連続ロシアリーグのベストイレブンに輝き、昨年はMVPにも選ばれたロシアの神童。まだまだ荒削りな部分は多いが、ハードマークの中でも果敢にボールをキープして勝負を挑む姿は、見る者に大きな期待を抱かせる。シチョフとのコンビネーションは、ロシアの次世代を担う。
OH
イゴール・チトフ
中盤2列目に君臨するロシアの核弾頭。繊細なタッチから繰り出されるパスと、抜群のポジショニングで飛び出すオフ・ザ・ボールの動きが武器。22歳で出場した4年前のチャンピオンズリーグでは、レアルマドリッドを破る貴重なゴールを決めて、その存在をヨーロッパ全土にアピール。ベスチャツニフを囮にしたチトフの動きが、スパルタクとロシアのゴールデンパターンだ。
FWMF DFGK 戦術組織力 精神力 総合
AA
総評
ソビエト連邦時代、名将ロバノフスキー監督に率いられた1980年代は、ヨーロッパでもトップレベルのチームとして各世界大会を湧かせていたが、ソビエト連邦崩壊後は国家レベルでのサポートを失い、凋落の一途を辿るばかり。ロシアとして初出場した1994年アメリカ・ワールドカップでは期間中に内紛が勃発。国内の混乱からチームの準備を万全に行なえなかったこともあり、パベル・サディリン監督は“ブラジルに勝てない”と白旗を揚げたほどだった。それに対して、“敬意を払い過ぎだ”とアレクサンドル・モストボイが噛み付いた。試合はロマーリオの絶妙なアウトステップでブラジルが先制すると、校半にもライーがPKを沈めて追加点。0−2でロシアが敗北した。その結果を受けて、モストボイはメディアを通じてスタメンを要求すると、第2戦スウェーデン戦にはワントップで出場している。しかし、スウェーデンのダーリンにゴールを奪われ1−3で敗れると、モストボイは大会半ばにしてチームから除名されることとなった。オレグ・サレンコの活躍が目立った当時のロシアで、エースとして期待を集めていたのはバレリー・カルピン。10番を着けたカルピンは、攻撃の中心選手として中盤で唯一人全試合に出場している。3試合を通じて中盤でプレーした選手の数は13人にも上り、試合毎にフォーメーションを変えていたため、まとまりの無いチームと酷評されていた。その後、サディリン監督を解任すると、ロシアには長く続く低迷期が訪れる。現在のチームでは、センターバックのビクトル・オノプコとウラジミール・ベスチャツニフの2人も、アメリカ・ワールドカップからの生き残りである。ソビエト時代から通じて言えることは、強豪国と対戦するときに粘りを発揮する反面、格下には脆く、意外に足下を救われやすい。ワールドカップ欧州予選は、スイス、ユーゴスラビア、スロベニアと、平均的にレベルの高いチームが集っており、これが返ってロシアの集中力を高めることになった。国際親善試合やヨーロッパ選手権でも、イタリアやフランスに勝ち越しており、これがロシアのポテンシャルと見ておくべきだろう。ベストの布陣で実力を発揮できれば、グループHを首位で通過するのは間違いない。スペインリーグで活躍するモストボイやカルピンに加え、国内ではイゴール・チトフマラト・イズマイロフが台頭しており、タレントには事欠かない。その評価は、ソビエト連邦時代を通じても史上最強の布陣と言われている。中でも、本番直前にテストされているドミトリー・シチョフは、ロシアの貴重な得点源となるだろう。
ワールドカップ登録メンバー(23人/GK3/DF7/MF9/FW4)
ポジション名前年齢身長/体重所属クラブ
GK 12スタニスラフ・チェルチェソフ
Stanislav CHERCHESOV
38183/80チロル<AUT>
23アレクサンダー・フィリモノフ
Alexander FILIMONOV
28198/88ウララン・エリスタ
1ルスラン・ニグマトゥリン
Ruslan NIGMATULLIN
27188/79ベローナ<ITA>
DF 14イゴール・チュガイノフ
Igor CHUGAINOV
32187/82ウララン・エリスタ
13ヴィアチェスラフ・ダイェフ
Vyacheslav DAYEV
29185/80CSKAモスクワ
2ユーリ・コフトン
Yuri KOVTUN
32189/80スパルタク・モスクワ
3ユーリ・ニキフォロフ
Yuri NIKIFOROV
31185/80PSVアイントホーフェン<NED>
7ビクトル・オノプコ
Viktor ONOPKO
32189/80オビエド<ESP>
18ドミトリー・センニコフ
Dmitriy SENNIKOV
26183/74ロコモティフ・モスクワ
5アンドレイ・ソロマティン
Andrei SOLOMATIN
26183/80CSKAモスクワ
MF 15ドミトリー・アレニチェフ
Dmitry ALENICHEV
28178/70FCポルト<POR>
20マラト・イズマイロフ
Marat IZMAILOV
19172/66ロコモティフ・モスクワ
8バレリー・カルピン
Valery KARPIN
33182/78セルタ<ESP>
21ドミトリー・ホフロフ
Dmitry KHOKHLOV
26188/80レアル・ソシエダ<ESP>
10アレクサンドル・モストヴォイ
Alexander MOSTOVOI
33179/76セルタ<ESP>
17セルゲイ・セマク
Sergei SEMAK
26170/66CSKAモスクワ
6イゴール・セムショフ
Igor SEMSHOV
24---/--トルペド・モスクワ
4アレクセイ・スメルティン
Alexei SMERTIN
27185/77ボルドー<FRA>
9イェゴール・チトフ
Yegor TITOV
26185/70スパルタク・モスクワ
FW 11ウラジミール・ベスチャツニフ
Vladimir BESCHASTNYKH
28183/76スパルタク・モスクワ
16アレクサンドル・ケルザコフ
Alexander KERZHAKOV
30175/71ゼニト・サンクトペテルブルク
19ルスラン・ピメノフ
Ruslan PIMENOV
20---/--ロコモティフ・モスクワ
22ドミトリー・シチョフ
Dmitriy SICHEV
18175/70スパルタク・モスクワ
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