ワールドカップ2002・出場国グループB
パラグアイ(2大会連続6回目)
1930 1950 1958 1986 1998 2002
愛称 グアラーニ
国歌 Himno Nacional
監督 チェザーレ・マルディーニ監督(2001年12月就任)国籍イタリア
主要クラブ セロ・ポルテーニョ/オリンピア/サン・ロレンソ etc
前回成績 ベスト16敗退(1勝2分1敗)
予選成績 9勝3分6敗
0-2(A) 1-0(H) 3-1(H) 1-3(A) 2-1(H) 0-0(A) 1-1(A)
3-0(H) 2-0(A)
5-1(H) 1-0(A) 1-2(A) 1-0(H) 0-2(A) 5-1(H) 2-2(H)
1-3(A) 0-4(H)
備考 集中力が高く、強豪国とも互角に渡り合える守備が魅力。
STAR PLAYER CHECK
GK
ホセ・ルイス・チラベルト
数多くのいざこざから問題児のイメージが浸透しているが、チームの柱として欠かす事の出来ない名手。リズムを掴めないチームをコーチングして、パラグアイのディフェンスに安定感をもたらしている。得点能力も高く、世界で唯独り、ゴールキーパーながらハットトリックを達成している。フリーキックも得意で、チャンスとなればゴールを空けてまでキッカーに名乗りを挙げる。
CB
カルロス・アルベルト
ガマーラ
チラベルトと共にパラグアイのゴール前を固める守護神。冷静沈着にボールの動きを追いかけるため、大きなミスはあまり見られない。選手を追いかけるというよりは、フィニッシュの芽を潰すタイプ。巨漢を誇るパワフルなディフェンダーが増えてきた中、ガマーラのような頭脳派は貴重である。
FW
ルケ・サンタクルス
コパ・アメリカ99で日本代表と戦った頃は17歳と、まだ戦の細い新人選手の面持ちだったが、バイエルン・ミュンヘンに移籍してからはスピードに磨きが掛かり、ストライカーの激しさが身に付いている。長身から繰り出すヘディングシュートと、ディフェンス裏へ潜り込む動きの変化で勝負する。
FWMFDFGK 戦術組織力精神力総合
AA
総評
チームの中で最も存在感を放っているのがゴールキーパーのホセ・ルイス・チラベルト。コロンビアのアスプリージャ、アルゼンチンのオルテガ、ブラジルのロベルト・カルロスらと舌戦を繰り広げてきた歴戦の勇士は、精神的支柱としてチームの支えになっている。チラベルトとベテラン4人からなる守備は固く、トップレベルとの戦いでも充分持ち堪えることができる。前回ワールドカップでは無敵艦隊スペインを完封。フランスとの試合も、史上初のゴールデンゴールにもつれ込んだ。カルロス・アルベルト・ガマーラセルソ・ラファエル・アジャラのセンターバックは非常に冷静で、フォワードの動きに釣られる事無く、シュートコースだけを消していく。ボールに対する執着心で、他国のディフェンダーとは異なる印象を受ける。あくまでも“ボールはひとつ”というシンプルなディフェンス。それが手強い。右サイドバックのフランシスコ・ハビエル・アルセも攻守に能力が高く、非常に頼もしい存在である。粘り強く守り勝ちするスタイルは、南米のカテナチオと呼ぶに値するだろう。集中力が途切れても、チラベルトのコーチングですぐに持ち直す。感覚的で波の荒さが南米サッカーの特徴だが、パラグアイのサッカーは一定のパフォーマンスをキープできる点が強みだ。南米予選ではブラジルやアルゼンチンにも負け越しておらず、勝負強さは折り紙付き。コパ・アメリカ99では日本代表も一蹴されてしまったが、パラグアイのベストメンバーを倒すのは容易なことではない。30代がズラリと並んでいるため観賞期限は今大会まで。守備陣が固定されてきた分、若手の台頭は攻撃陣に見受けられる。右サイドハーフのディエゴ・ガビランと、押しも押されぬエースに成長したルケ・サンタクルス。日本代表が活躍したワールドユース99で、チームのエースとして得点能力の高さを見せつけたのがサンタクルスだった。高い打点のヘディングと、ポジションチェンジの早さで勝負。ドイツとの試合でバイエルン・ミュンヘンのスカウトに見出され、コパ・アメリカ99を経た後にブンデスリーガーへと渡っている。優れたストライカーを数多く抱えるバイエルンでは、ターンオーバー制の一員に甘んじているが、当たり強さと激しさが増しており、ストライカーとして更なる進化を果たすことになった。しかし、コンビを組んでいたミゲル・アンヘル・ベニテスが故障から長期離脱を余儀なくされ、コンビネーションには不安が隠せない。サイドハーフのガビランが台頭したのは、新鮮な空気を吹き込みそうだ。パスセンスが良く、サンタクルスへ絶好のボールを供給できる。ワールドカップを迎えるに当たって大きな問題は、チラベルト出場停止が1試合持ち越されていること。初戦の南アフリカとの試合にはチラベルトは出場できない。中盤の構成力が高い南アフリカだけに、苦戦を強いられるだろう。
ワールドカップ登録メンバー(23人/GK3/DF8/MF7/FW5)
ポジション名前年齢身長/体重所属クラブ
GK 1ホセ・ルイス・チラベルト
Jose Luis CHILAVERT
36188/92ストラスブール<FRA>
22リカルド・タバレリ
Ricardo TAVARELLI
31181/82オリンピア
12フスト・ビジャール
Justo VILLAR
30190/85ソル・デ・アメリカ
DF 2フランシスコ・アルセ
Francisco ARCE
31178/77パルメイラス<BRA>
5セルソ・アジャラ
Celso AYALA
31177/74リバープレート<ARE>
4カルロス・ガマーラ
Carlos GAMARRA
31180/80AEKアテネ<GRE>
21デニス・カニサ
Denis CANIZA
27174/72サントス・ラグナ<MEX>
3ペドロ・サラビア
Pedro SARABIA
26180/78リバープレート<ARE>
18フリオ・セサル・カセレス
Julio Cesar CACERES
22181/77オリンピア
19ダニエル・サナブリア
Daniel SANABRIA
25182/79リベルタ
17ファン・カルロス・フランコ
Juan Carlos FRANCO
29182/79オリンピア
MF 10ロベルト・アクーニャ
Roberto ACUNA
30178/79サラゴサ<ESP>
13カルロス・パレデス
Carlos PAREDES
25178/75FCポルト<POR>
14ディエゴ・ガビラン
Diego GAVILAN
31174/72UAG<MEX>
8ギド・アルバレンガ
Guido ALVARENGA
31182/75セロ・ポルテーニョ
6エスタニスラオ・ストゥルウェイ
Estanislao STRUWAY
35170/70リベルタ
15カルロス・ボネット
Carlos BONET
24176/75リベルタ
16グスタボ・モリニゴ
Gustavo MORINIGO
25177/77リベルタ
FW 11ホルヘ・カンポス
Jorge CAMPOS
31171/68ウニベルシダ・カトリカ<CHI>
23ネルソン・クエバス
Nelson CUEVAS
21169/66リバープレート<ARE>
20ホセ・カルドソ
Jose CARDOZO
30183/80トルーカ<MEX>
9ロケ・サンタクルス
Roque SANTACRUZ
20189/80バイエルン・ミュンヘン<GER>
7リカルト・パエス
Richart BAEZ
28180/78オリンピア
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