ワールドカップ2002・出場国グループG
メキシコ(3大会連続12回目)
1930 1950 1954 1958 1962 1966 1970 1978 1986 1994 1998 2002
愛称 トリ(国旗のトリコロールから)
国歌 Himno Nacional Mexicano
監督 ハビエル・アギレ監督(2001年6月就任)国籍メキシコ
主要クラブ クルス・アスル/ネカクサ/アトラス etc
前回成績 1勝2分1敗
ベスト16敗退
予選成績 9勝3分4敗33得点11失点
準決勝リーグ
1-0(A) 0-1(A) 2-0(H)
7-1(H) 7-0(H) 0-0(A)
決勝リーグ
0-2(A) 4-0(H) 1-1(A) 1-2(H) 1-3(A)
1-0(H) 2-1(A) 3-0(H) 0-0(A) 3-0(H)

備考 実力の高いレギュラーメンバーが軒並みベテランの域に。
THE SYSTEMチェック
CF
クアウテモク・ブランコ
スピード、テクニック、パワー、メンタル、フィジカル、そのどれをとってもセレソンのレギュラークラスに匹敵する逸材。奇妙奇天烈なテクニックで脚光を浴びたが、ブランコはれっきとした実力である。負傷から完全復帰した今、ワールドカップの主役に名乗りを挙げるだろう。
CB
ラファエル・マルケス
ヨーロッパでは190cm台も珍しくないセンターバックで、メキシコ人ながらマルケスは180cmの慎重で一線級の実力を誇っている。マッチアップも強く、ラインコントロールにも優れており、マルケスは20代前半にして押しも押されぬメキシコの守備の要となった。イタリアのファビオ・カンナバーロと並んで、その頭脳プレーに注目が集る。
CF
フランシスコ・バレンシア
闘争心溢れるプレースタイルで、サイド突破からチャンスを作り出すバレンシアは、ブランコと共にチームを牽引するファイター。そのスピードは、中南米屈指を誇っている。南米選手権では、絶好調のブラジルと全面衝突を繰り広げたが、その勢いをワールドカップで発揮してくれば、メキシコはダークホースに変貌する。
FWMF DFGK 戦術組織力 精神力 総合
総評
かつて、ワールドカップ出場を100%保証された国といわれたメキシコも、周辺諸国のレベルアップと引き換えに、その地位が揺らぎ始めている。無敵と言われたアステカスタジアムでの無敗記録も、コスタ・リカとの52試合目で遂に終焉した。チームの主力が98年にピークを迎えてしまったため、その後は右肩下がりでレベルダウン。課題とされていた世代交代は、2001年に始まったばかりと出送れる。そのこともあってか、中南米カリブ海予選では、かつてないほどの苦戦を強いられた。準決勝リーグからトリニダード・トバコに敗れて2位通過。ラプエンテ監督を更迭すると、ユースレベルで実績を誇るメサ監督が後任についたが、積極的な若手起用が仇となり、決勝リーグは波乱に満ちた展開となった。初戦からアメリカに敗れると、コスタ・リカとの試合では1986年から続いていたアステカ・スタジアムでの無敗記録に終止符が打たれた。続くホンジュラス戦でも連敗して、自力での予選通過が無くなってしまう。再起を誓って臨んだコンフェデレーション・カップでは、明かにミスキャストの扱いで3連敗。改めて、世代交代の難しさを知ることとなった。その後、ハビエル・アギレ監督がベテラン勢を復活させると共に、チームも落ち付きを取り戻す。フランスワールドカップで両足にボールを挟んだ異色のテクニシャン、クアウテモク・ブランコが復帰すると立て続けにゴールを決めて決勝リーグの終盤を盛り上げる。最終戦でホンジュラスが敗れたことによって、メキシコの逆転通過が決定した。荒れに荒れた予選を乗り越えたメキシコは、地盤固めを着実に進めている。国外でプレーする選手が少ないメキシコは、チームワークと抜群のテクニックで体格のハンデをものともしなかったが、ここのところはフィジカルコンタクトの弱さが指摘され始めた。しかし、フランス・モナコのセンターバックとして活躍するラファエル・マルケスは、その批評を一蹴するかのように、頭脳プレーでレギュラーポジションを獲得した。足下のテクニックにも優れており、メキシコの未来を担う確かな存在である。ミッドフィルダーのへスス・アレジャーノは、チームの中心として攻撃を作る。ブランコ、バレンシアとの連携から、そのスピードを活かしたセカンドアタックでメキシコサッカーを体現してくれるだろう。大会直前になり、ルイス・ガルシアホルヘ・カンポスなど、各ポジションにベテランが補強されている。チームの姿は98年モデルに近づき、世代交代はまたしても先送り。
ワールドカップ登録メンバー(23人/GK3/DF6/MF10/FW4)
ポジション名前年齢身長/体重所属クラブ
GK 23ホルヘ・カンポス
Jorge CAMPOS
35168/68ウニベルシダ・デ・メキシコ
12オズワルド・サンチェス
Oswaldo SANCHEZ
28184/85グアダラハラ
1オスカル・ペレス
Oscar PEREZ
29178/72クルス・アスル
DF 16サルバドール・カルモナ
Salvador CARMONA
26175/71トルーカ
4ラファエル・マルケス
Rafael MARQUEZ
23180/77モナコ<FRA>
22アルベルト・ロドリゲス
Alberto RODRIGUEZ
28175/65パチュカ
20メルビン・ブラウン
Melvin BROWN
23174/79クルス・アスル
5マヌエル・ビドリオ
Manuel VIDRIO
29184/72パチュカ
2ガブリエル・デ・アンダ
Gabriel DE ANDA
31188/80アトラス
MF 19ガブリエル・カバジェロ
Gabriel CABALLERO
31176/79パチュカ
3ラファエル・チキス・ガルシア
Rafael Chiquis GARCIA
27170/66トルーカ
7ラモン・モラレス
Ramon MORALES
26187/75グアダラハラ
14ヘルマン・ヴィジャ
German VILLA
29171/73アメリカ
8アルベルト・ガルシア・アスペ
Alberto GARCIA ASPE
35170/72プエブラ
18ホアン・ロドリゲス
Johan RODRIGUEZ
26178/70サントス・ラグナ
6ヘラルド・トラード
Gerardo TORRADO
23170/71セビリア<ESP>
21ヘスス・アレジャーノ
Jesus ARELLANO
29171/63モンテレイ
13シフィフレド・メルカド
Sigifredo MERCADO
33183/78アトラス
11ブラウディオ・ルナ
Braulio LUNA
27182/75パチュカ
FW 17フランシスコ・パレンシア
Francisco PALENCIA
29173/72エスパニョール<ESP>
10クアウテモク・ブランコ
Cuauthemoc BLANCO
29177/72バリャドリッド<ESP>
15ルイス・エルナンデス
Luis HERNANDEZ
33175/71アメリカ
9ハレド・ボルヘッティ
Jared BORGETTI
28185/73サントス・ラグナ
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