ワールドカップ2002・出場国グループG
イタリア(11大会振り15回目)
1934 1938 1950 1954 1958 1962 1966 1970 1974 1978 1982 1986 1990 1994 1998 2002
愛称 アズーリ
国歌 L'inno di Mameliマメーリの賛歌
監督 ジョバンニ・トラパットーニ監督(2000年7月就任)国籍イタリア
主要クラブ ユベントス/ACミラン/ASローマ/インターミラノ etc
前回成績 ベスト8敗退(3勝2分)
予選成績 6勝2分0敗
2-2(A) 3-0(H) 2-0(H) 2-0(A)
4-0(H) 2-1(A) 0-0(A) 1-0(H)
備考 攻撃的な選手が揃い、4バックから3バックを採用。
STAR PLAYER CHECK
CF
ビンツェンツォ・モンテッラ
ローマが誇るアタッキングトリオの切り込み隊長。ゴール前でのルーズボールに対する反応が良く、混戦では抜群の強さを発揮する。練習嫌いのイタリア人の中では例外的な存在で、控えに甘んじている状況でも人一倍練習を欠かすことが無い。カペッロ監督の采配には不満を抱えているが、アズーリでは不動のポジションを勝ち取るだろう。
CB
マルコ・マテラッツィ
世界的にセンターバック不足が叫ばれる中、久しぶりに登場したワールドクラスのセンターバック。プレミアリーグで経験を積んだことで、対人プレーには無類の強さを誇り、セットプレーでも得点力を発揮する。ペルージャ時代はレンタル続きだったが、クーペル監督に見出されてからは、不調にあったインテルの守備の要としてスクデット争いに貢献している。エムボマを子供扱いにできると書けば、実力の程がわかるだろうか。
OH
フランチェスコ・トッティ
ここにデルピエロの名前を挙げられない現状は哀しいが、現時点ではトッティこそがアズーリの中心にある。常にゴールを目指す戦闘スタイルで、対戦チームに威圧感を与えて来る。矢のようなドリブルで、一気にペナルティーエリアへ侵入。実践的なプレーに最近では優雅さも身につけ、アズーリ10番の風格をまといはじめた。
FWMF DFGK 戦術組織力 精神力総合
AA AA AA AAAA
総評
90年イタリアワールドカップから98年フランスワールドカップまで、実に3大会連続PK戦で敗れている。その間、チームの主力としてプレーしたのはロベルト・バッジォとパオロ・マルディーニの2人。すでにバッジォの故障が伝えられており、呪われたアズーリの生き残りはマルディーニを残すのみとなった。イタリアが3大会連続でPK負けを喫した原因は、得点力不足にあるのではないかと言われている。ストライカーの数では他国以上に充実していながら、得点力不足が問われるのも不思議な話だが、まんざら的外れの意見でもない。トップリーグのセリエAが世界的に広く放送されているため、チームのエースに選ばれた選手は各国から標的にされてしまう。過去のワールドカップでも、アルトベリーやヴィアリ、バッジォにデルピエロが厳しいマークに合って精彩を欠いていた。その反面、ロッシやスキラッチ、ヴィエリといったノーマーク組がゴールを量産している。イタリアのエースの座は、生贄のような存在と言えるだろう。前回に続いてツートップを組む可能性の高いアレッサンドロ・デルピエロクリスチャン・ヴィエリは、すでにその実力が世界中に知れ渡っており、前評判倒れに終わるかもしれない。一方、ここに来て好調を持続しているビンツェンツォ・モンテッラについては、本大会でのブレイクが予感できる。ゴール前の混戦に強いストライカーで、大会直前から調子を挙げてくるところは、歴代イタリアの救世主となったストライカー像と被っている。同じローマに所属する<王子>フランチェスコ・トッティとのコンビネーションも抜群で、多くのチャンスを得られるだろう。10番を背負うことになったトッティに関しては、闘争本能を剥き出しにする姿が、これまでの10番と異なった印象を受ける。バッジォにしろデルピエロにしろ、ファンタジスタの称号を持つ10番からは、サッカーを楽しむ雰囲気が伝わって来た。しかし、トッティから強く伝わって来るのは、相手を潰すという意識。戦闘力は高いが、相手を刺激し過ぎてしまうことを考えると、トップレベルとの大一番では苦しむことになる。伝統のカテナチオでは、マルコ・マテラッツィの急成長が楽しみだ。対人マークが素晴らしく、攻撃力も高い。ネスタと2人でセンターバックを組めば、防御力はさらに高まる。対人マークに強いジャンルカ・ペソットも実力をキープ。要所でエースキラーの片鱗を覗かせるだろう。読みの強いファビオ・カンナバーロもプレーは冴えているので、3バックと4バックを使い分けてきそうだ。自国でトップリーグを運営している分、豪華な顔触れが揃っている。
ワールドカップ登録メンバー(23人/GK3/DF7/MF8/FW5)
ポジション名前年齢身長/体重所属クラブ
GK 1ジャンルイジ・ブッフォン
Gianluigi BUFFON
24190/88ユベントス
22フランチェスコ・トルド
Francesco TOLDO
30196/90インターミラノ
12クリスチャン・アッビアーティ
Christian ABBIATI
24191/92ACミラン
DF 13アレッサンドロ・ネスタ
Alessandro NESTA
26187/79ラツィオ
5ファビオ・カンナバーロ
Fabio CANNAVARO
28176/75パルマAC
3パオロ・マルディーニ
Paolo MALDINI
34187/85ACミラン
23マルコ・マテラッツィ
Marco MATERAZZI
28192/89インターミラノ
15マルク・ユリアーノ
Mark IULIANO
28187/80ユベントス
2クリスチャン・パヌッチ
Christian PANUCCI
29180/75ASローマ
4フランチェスコ・ココ
Francesco COCO
25181/78FCバルセロナ<ESP>
MF 19ジャンルカ・ザンブロッタ
Gianluca ZAMBROTTA
25181/76ユベントス
16アンジェロ・ディ・リービオ
Angelo DI LIVIO
35175/72フィオレンティーナ
14ルイジ・ディ・ビアッジォ
Luigi DI BIAGGIO
31175/74インターミラノ
6クリスチアーノ・ザネッティ
Cristiano ZANETTI
25180/75インターミラノ
17ダミアーノ・トンマージ
Damiano TOMMASI
28177/71ASローマ
8ジェンナーロ・ガットゥーゾ
Gennaro GATTUSO
24177/77ACミラン
10フランチェスコ・トッティ
Francesco TOTTI
25180/78ASローマ
11クリスチアーノ・ドニ
Cristiano DONI
29185/79アタランタ
FW 21クリスチャン・ヴィエリ
Christian VIERI
28185/82インターミラノ
9フィリッポ・インザーギ
Filippo INZAGHI
28181/74ACミラン
7アレッサンドロ・デル・ピエロ
Alessandro DEL PIERO
27173/73ユベントス
20ビンチェンツォ・モンテッラ
Vincenzo MONTELLA
28172/68ASローマ
18マルコ・デルベッキオ
Marco DELVECCHIO
29186/78ASローマ
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