サッカーフリークスロード選出
2002年ワールドカップ・ベストイレブン
Pos名前GA
CF ロナウド80
重度の故障から復帰したばかりでスピードは無い。周囲に助けられた部分もあるが、ここぞで決めるセンスはさすが。
RW ダミアン・ダフ10
アイリッシュ魂の象徴。ボールを持てば勝負を仕掛けるファイティングスピリッツで、アイルランドの攻撃を牽引。
LW エル・ハジ・ディウフ01
フランスを破って戦慄の世界デビュー。得点ゼロでもその存在感は抜群。ディフェンスに怯むこと無くドリブル突破。
OH ミロスラフ・クローゼ52
ストライカーとして得点するのはもちろん、チャンスメイカーとしてもローテーションシステムの中で機能した。
LH エムレ・ベロゾグル10
テクニック集団トルコの中で甘いマスクを持つ正統派タレント。ダイレクトパスをつないでスペースへ飛び出す。
DH トゥガイ・ケリモグル00
トルコの躍進を支えた大会1ボランチ。読みが早く、攻撃の芽を確実に潰しに掛かる。Jリーグに来て下さい。
DH ミヒャエル・バラック34
直前の負傷も、アシストとゴールで大活躍。魅せるところで魅せるスター性がある。憎めないマスクで人気も高騰。
RB トニー・サネー00
スポーツ大陸アメリカを感じさせてくれる本格派ディフェンダー。高さ・速さ・体力に優れ、強豪チームの役者を梃子摺らせた。
CB リオ・ファーディナンド10 CB ラファエル・マルケス00 GK オリバー・カーン00
マッチアップの強さは無敵の感じもする世界最高のセンターバック。ライン統率にも優れ、イングランドを強固にした。 メキシコのセンターを司る超新星。イタリア、クロアチアのパワフルなフォワードを完封。その強さは正真証明ワールドクラス。 1対1の場面でも微動だにしない強心臓で、ピンチを幾度も救いファイナルへ。日本に一番欠けているものそれがカーン。
選出ポイント
 今回のワールドカップは、全体的にユーティリティープレイヤーの目立つ大会だった。現在のサッカーでは、多くの選手が攻守に渡って機能しなければならず、職人で済まされるポジションはゴールキーパー以外あまり考えられない。フォワードであってもディフェンス能力が必要とされ、ディフェンダーであってもオフェンス能力が要求される。攻守一体、幅広いポジションで機能できる選手が重宝されている。反対に、個人技主体で戦うファンタジスタは活躍の場を失った感じさえある。その傾向が強まる中で、個人技を有機的に発揮できる選手を好んで並べてみた。エムレ、トゥガイのトルコ勢は素晴らしく、今大会のベストパフォーマーである。それに比べると、優勝したブラジルのロナウジーニョは組織の動きをストップさせてしまう諸刃の剣となっていた。古いタイプの選手であり、レベルの高さを感じさせなかった。戦術的に固められたディフェンスを崩すためには、個人技といえども組織との連鎖があってこそ意味を成す。トルコとの試合でロナウジーニョを欠いたブラジルが、途端にボールが回るチームとなったのは皮肉ともいえる現象であった。組織力と個人技の両立が求められるサッカーならではの難しさである。

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