ワールドカップ2002・出場国グループA
デンマーク(2大会連続3回目)
1986 1998 2002
愛称 ダニッシュ・ダイナマイト
国歌 Der er et yndigt land 愛する国
監督 モルテン・オルセン監督(2000年8月就任)国籍デンマーク
主要クラブ FCコペンハーゲン/ブレンビーIF etc
前回成績 ベスト8(2勝1分2敗)
予選成績 6勝4分0敗22得点7失点
2-1(A) 1-1(A) 1-1(H) 5-0(A) 0-0(A)
2-1(H) 2-1(H) 1-1(H) 2-1(A) 6-0(H)
備考 ヨーロッパ選手権1次リーグ敗退
STAR PLAYER CHECK
CF
ヨン・ダール・トマソン
小野伸二のチームメイトとしてお馴染みのトマソンは、スピードを活かして突破を図る典型的なセンターフォワードだったが、オランダのシステムサッカーの中で磨かれ、ポジショニングに巧みなセカンドストライカーの新境地を切り開いている。
OH
マルティン・ヨルゲンセン
大胆不敵な技巧派ドリブラー。ディフェンスがコースを切っているところでも構わずスルーパスを送り込み、安心感という心理的盲点を突いて来る。テクニックやスピードとは違うファクターがあることを体現するマエストロ。ロベルト・カルロスを圧倒した実力は今でも健在。
SH
イェスペア・グロンキア
若くしてアヤックスに発掘されたサイドアタッカー。機能的にポジションを流動させるオランダスタイルを持つ。186cmの長身ながらテクニックは抜群。切れのあるドリブルと豊富な運動量でチャンスを作り出す。中盤に人材の豊富なデンマークの中でも、レギュラーポジションの獲得が期待される。
FWMF DFGK 戦術組織力 精神力総合
総評
古くからイギリスとの親交が深く、母国イングランドと並ぶ伝統を誇るのがデンマークである。1880年代に多くのクラブチームが設立され、ヨーロッパでも早くから国内リーグが誕生している。ロンドン・オリンピック、ストックホルム・オリンピックでは、2大会共に決勝戦でイングランドに敗れはしたが、2大会連続銀メダル獲得の好結果はデンマークのアマチュア至上主義を決定付けることとなった。国外のプロリーグでプレーする選手達の代表参加を認めない規制が設けられ、FIFAが主催する国際大会への本格参加は、規制が解かれる1976年以降と大きく出遅れている。国内リーグがプロ化されたのは、さらに4年後の1980年のこと。そのため、デンマークには新興勢力としてのイメージが根付いている。日本の兵庫県とほぼ同じ人口の小国だが、サッカーを受け継いできた伝統の地は、確実に良質な選手を生み出す土壌が築かれている。ラウドルップ兄弟を筆頭にして臨んだ1998年フランスワールドカップでは、王国ブラジルとスーパーイーグルス・ナイジェリアを向こうに回して、ダイナミックな攻撃サッカーを展開。<デニッシュ・ダイナマイト>と呼ばれる勇敢な戦闘スタイルに拍手喝采が送られた。常に攻撃スタイルを取るチームとはいえ、ラウドルップ兄弟やシュマイケルらスター選手が去ってからは、チームの骨格作りに悩まされていた。若手を中心にして臨んだEURO2000では、司令塔として期待されるマルティン・ヨルゲンセンを故障で欠いてしまい、フランス、チェコ、オランダの3国と戦い全敗。立て直しが図れないまま、不本意なパフォーマンスで大会を去っている。ヨルゲンセンは狭いスペースを突いて行くパスワークとドリブル突破に優れ、ラウドルップのスター性にも引けを取らない。ヨルゲンセンと中盤で並ぶイェスペア・グロンキアデニス・ロンメダールも攻撃力が高く、アラン・ニールセンらと組む展開力は、ヨーロッパでも屈指のレベルをキープしている。馬力のあるピーター・メラーと機動力を誇るエッベ・サンドのベテランに、若さのあるヨン・ダール・トマソンが加わった攻撃陣はバランスの良さを感じさせる。多くの選手がオランダを経由した後にトップリーグへと移るため、各選手は機能的な順応性が高い。チェコとブルガリアを振り切って欧州予選を通過したように、チームのポテンシャルに安定感も出始めた。スター・シンドロームから抜け出せない周囲の雑音を気にすることなく、ワールドカップ本大会では暴れてくれるだろう。
ワールドカップ登録メンバー(23人/GK3/DF7/MF5/FW8)
ポジション名前年齢身長/体重 所属クラブ
GK 1トーマス・ソーレンセン
Thomas SORENSEN
26193/82サンダーランド<ENG>
16ピーター・キア
Peter KJAER
36186/88アバディーン<SCO>
22イェスペア・クリスチャンセン
Jesper CHRISTIANSEN
24グラスゴー・レンジャーズ<SCO>
DF 5ヤン・ハインツェ
Jan HEINTZE
38170/63PSVアイントホーフェン<NED>
3レネ・ヘンリクセン
Rene HENRIKSEN
32180/69パナシナイコス<GRE>
6トーマス・ヘルベグ
Thomas HELVEG
31182/75ACミラン<ITA>
4マルティン・ラウルセン
Martin LAURSEN
25188/79ACミラン<ITA>
20カスペア・ベゲルンド
Kaspar BOEGELUND
21180/75PSVアイントホーフェン<NED>
12ニクラス・イェンセン
Niclas JENSEN
27180/77マンチェスター・シティ<ENG>
13スティーブン・リュストゥ
Steven LUSTU
31185/82リン・オスロ<NOR>
MF 17クリスチャン・ポールセン
Christian POULSEN
22182/76FCコペンハーゲン
14クラウス・イェンセン
Claus JENSEN
33180/76チャールトン<ENG>
2スティグ・テフティング
Stig TOFTING
32175/75ボルトン・ワンダラーズ<ENG>
23ブライアン・スティーン・ニールセン
Brian Steen NIELSEN
33180/73マルメ
7トーマス・グラベセン
Thomas GRAVESEN
26183/78エバートン<ENG>
FW 21ピーター・マドセン
Peter MADSEN
24183/76ブロンビー
15ヤン・ミカエルセン
Jan MICHAELSEN
31182/77パナシナイコス<GRE>
8イェスペア・グロンキア
Jesper GROENKJAER
24187/82チェルシー<ENG>
18ピーター・ロベンクランズ
Peter LOVENKRANDS
22177/70グラスゴー・レンジャーズ<SCO>
11エッベ・サンド
Ebbe SAND
29180/78シャルケ04<GER>
10マルティン・ヨルゲンセン
Martin JORGENSEN
26179/70ウディネーゼ<ITA>
19デニス・ロンメダール
Dennis ROMMEDAHL
24177/68PSVアイントホーフェン<NED>
9ヨン・ダール・トマソン
Jon Dahl TOMASSON
25182/74フェイエノールト<NED>
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