ワールドカップ2002・出場国グループC
中国(初出場)
2002
愛称 ---
国歌 義勇軍進行曲
監督 ボラ・ミルティノビッチ監督(2000年01月就任)国籍ユーゴスラビア
主要クラブ 上海申花/北京国安/大連實徳 etc
前回成績 アジア予選敗退
予選成績 12勝1分1敗

1次予選
モルディブ10-1(H) モルディブ1-0(A) カンボジア4-0(A)
インドネシア5-1(H) カンボジア3-1(H) インドネシア2-0(A)

2次予選
3-0(H) 2-0(A) 1-1(A) 2-0(H)
1-0(A) 1-0(H) 3-0(H) 0-1(A)
備考 アジア1の身体能力に、ボラ・マジックがインテリジェンスをもたらす。
STAR PLAYER CHECK
CH
馬明宇(マー・ミンユ)
中国の司令塔として期待を集めるベテラン。しかし、アジア予選の戦いを見る限り、どこにでもいる選手。侮れないのは、100mを11秒で走る身体能力。しかも、32歳で・・・。油粕を食べた不健康な魚を食べ、より一層の不健康体になっている日本の30代と40代にマ・ミンユのプレーを拝ませたい。
CB
范志毅(ファン・ジーイ)
ミルティノビッチ監督の信頼を一身に受ける大ベテラン。精神的支柱として、中国の売り物であるディフェンスをコントロールする。空中戦も強く、スピードもある。現在は、スコットランドリーグのダンディー・ユナイテッドに所属しており、ヨーロッパのサッカーを知る貴重な存在である。
CB
揚晨(ヤン・チェン)
ブンデスリーガのフランクフルトに見出された大型ストライカー。しかし、その決定力には疑問符が付く。組織戦に弱く、力任せのプレーはアジアレベルにある。広大な滑走路があれば、持ち味を発揮するだろう。
FW MF DF GK 戦術 組織力 精神力 総合
総評
ベスト16請負人ボラ・ミルティノビッチ監督率いる中国は、近年アジアの中では飛躍的な進歩を遂げている。もともと身体能力の高い選手が多いだけに、システムの完成度を上げるだけでもアジアのトップレベルには到達できると言われつづけていた。そんな中国にミルティノビッチ監督はダブルフラット4のシステムを採用。4人のラインを2段構えにするのはジェラール・ウリエ監督のリヴァプールと同じだが、その完成度には雲泥の差が感じられる。中国のダブルフラットは、ディフェンスの理に叶っていない部分があり、ただ立っているだけの選手も存在する。見せ掛けの術の域を脱し切れてない。アジアカップ2000での印象はそんなところだが、さらにアジア予選で場数を踏んだことにより、幾分は選手の理解も深まっていることだろう。アジア予選では破竹の連勝で本大会一番乗りを果たした。ホーム&アウェイでUAEを完封していることからも、中国のレベルアップが感じられる。ところが、無敗を賭けた最終戦では格下のウズベキスタンに敗れてしまう。アウェイとはいえ、この試合をきっちりモノにできない詰めの甘さは後々になって響きそうだ。勝てる相手には徹底的に勝っておく。そうすることで、トップレベルは常に威圧感を残すことを考えるものだ。ウズベキスタンに負けてくれたおかげで、日本人の立場からすると怖くない相手という印象が残っている。中国にとってウィークポイントになるのは、桁違いに決定力の低いフォワード陣。ヤン・チェン、ス・マオジェンを筆頭にシュートが枠を捉えない。アジア予選でも、リー・シャオペンらミッドフィルダーの挙げた1点を守り切る試合が多かった。ダブルフラットで守りを固めているだけに、ストライカーの存在しない現状は無視することができない。日本代表にも同じことが言えるが、ゾーンディフェンスとの戦いになるとまるで歯が立たない。ワールドカップの試合では、ヨーロッパのチームはゾーンディフェンスを敷くことが多く、ブラジル、トルコ、コスタリカの3チームとの組み合わせは天が味方したと言えるだろう。このうち、コスタリカも中国同様に人数を割いて守りを固めるチームであるため、両国の明暗を分けるのはストライカーの活躍に掛かっている。守り合いになったとき、ストライカーの存在しない中国はジリ貧の展開に陥る可能性が高い。どちらかといえば、トルコやブラジルのように攻撃に人数を割いてくれるチームとの試合が組み易い。心の支えになるカウンターが有効のため、守りにも粘りが出てくる。いずれのフォワードもベテランの域に差し掛かった現在、個人の資質を挙げるにはもはや手遅れ。10年後に夢を託さなければならないのが実情である。スコットランドでプレーする<大将軍>ファン・ジーイを中心とした、守備陣の粘りにすべてが掛かっている。アジア予選の成績と国内でのサッカーフィーバーを拠り所に、ミルティノビッチ監督は選手を盛り上げてくるだろう。アジア意識の強い韓国会場で試合が行なえるのも好都合だ。
ワールドカップ登録メンバー(23人/GK3/DF9/MF8/FW5)
ポジション名前年齢身長/体重所属クラブ
GK 22江 津
ジャン・ジン/Jiang Jin
32196/87天津泰達
1安 <王奇>
アン・キ/An Qi
21192/82大連實徳
23区 楚良
オウ・チュリャン
-----/--雲南紅塔
DF 21徐 雲龍
シュー・ウンロン
30182/77北京国安
3楊 璞
ヤン・プー
24179/74北京国安
5范 志毅
ファン・ジーイ/FAN ZHIYI
32185/76ダンディー<SCO>
4呉 承瑛
ウ・チェンイン/Wu Chengying
27183/75上海申花
17杜 威
ドゥ・ウェイ
27176/75上海申花
2張 恩華
ジャン・エンファ/Zahng Enhua
29182/80大連實徳
14李 偉鋒
リー・ウェイフェン/Li Weifeng
23182/73深セン平安科建
7孫 継海
スン・ジハイ/Sun Jihai
24183/75大連實徳
13高 尭
ガオ・ヤオ/Gao Yao
23185/80山東魯能泰山
MF 6邵 佳一
シャオ・ジアイ/Shao Jiayi
22186/80北京国安
11于 根偉
ユ・ゲンウェイ/Yu Genwei
28178/72天津泰達
15肇 俊哲
ヅァオ・ジュンヅェ/Zhao Junzhe
23183/70遼寧撫順特鋼
8李 鉄
リー・ティエ/Li Tie
25183/70遼寧撫順特鋼
19祁 宏
キ・ホン/Qi Hong
26178/73上海中遠
18李 霄鵬
リー・シャオペン/Li Xiaopeng
27182/75山東魯能泰山
9馬 明字
マ・ミンユ/Ma Minyu
32---/--四川全興
16曲 波
チュ・ボ/Qu Bo
20182/70青島頤中海牛
FW 10ハオ 海東
ハオ・ハイドン/Hao Haidong
31175/70大連実徳
12宿 茂臻
ス・マオジェン/Su Maozhen
30186/80山東魯能泰山
20楊 晨
ヤン・チェン/Yang CHEN
28185/79アイントラハト・フランクフルト<GER>
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